昨晩から今朝にかけて、BTCは教科書級の迷い相場を見せました。価格は94から一気に88まで下落し、その後91まで反発。しかし今朝には再び急落して89へ——典型的な反V字パターンです。

今、目の前には全く逆の2つのシナリオがあります。

もし94から88への動きをレンジ調整と捉えれば、昨晩の上昇は新たな上昇トレンドの始まりだったはずです。でも問題は、この上昇が小さな2波で失速し、すぐに下落に転じたこと。勢いが明らかにおかしいです。

逆に考えると、もし94から88が下落の第1波だとしたら、88から91は単なるテクニカルリバウンドに過ぎず、この後さらに深い調整が待っている可能性もあります。

この2つの可能性が、今後の相場がそのまま下落するのか、一旦反発してから再び下落するのかを左右します。現段階では慌てて結論を出さず、相場をしっかり注視しましょう。