カメのフランクリンが突然大ブレイク：アメリカの公務員による一枚の魔改造画像が、あるミームコインを流行らせた

【ビトゥイ】最近「Franklin」というミームコインが大流行しており、わずか1時間で9310件もの取引が記録され、全ネットワークで最も活発なミームコインのトップに躍り出ました。その時価総額も低迷から反発し、1317万ドルに回復、24時間取引高はなんと1980万ドルまで急増しました。

このコインのアイコンは、クラシックな子供向けアニメ「フランクリンと仲間たち」に登場する、あののんびりしたカメから取られています。しかし本当に話題を呼んだのは、アメリカの元陸軍大臣Pete HegsethがSNSに投稿した“改変画像”です——彼は心温まる児童書「かめのフランクリン」を「麻薬組織と戦うフランクリン」にフォトショップし、武装したカメがヘリコプターから麻薬密輸船に向かって発砲するという構図にし、「クリスマス最高のプレゼント」というコメントを添えました。

Hegsethは退役軍人で、常に強硬な立場を取っており、今回は童話のキャラクターを使って政治風刺を展開、明らかに武力で国境の麻薬問題を解決することを示唆しています。投稿後、ネットは瞬く間に炎上。支持者は「ハードコアだ」と称賛する一方、反対派はコメント欄で激しく批判し、「暴力を美化し、戦争ムードを煽っている」「米国の外交と国境問題における党派対立を鮮明にした」と非難しました。

とはいえ、こうしたミームコインの多くは実用性がほとんどなく、ただの話題性で売買が加熱し、価格もジェットコースターのように乱高下します。便乗する前に、自分の財布がそのリスクに耐えられるかどうか、よく考えたほうがいいでしょう。