決算期データ：トークン化米国株取引量が急増、資金がテック大手に集中

【BlockBeats】決算シーズンが終わったばかりで、トークン化された米国株が急に盛り上がってきた。

10月中旬から11月末までの決算集中期間、ある取引プラットフォームのデータがなかなか興味深い。現物取引量は前月比で452%も急増し、デリバティブの方はさらにすごくて、なんと4468%も跳ね上がった。この成長の背景にはいくつか理由がある――トークン化資産自体の取引の柔軟性、週7日ノンストップで取引できるアクセス性、さらにグローバルなユーザーの熱い参加意欲が挙げられる。

地域別で見ると、東アジアのトレーダーがほぼ4割（39.66%）を占めていて、圧倒的な主力だ。ただ、ラテンアメリカ、南アジア、東南アジア、ヨーロッパのユーザーも負けておらず、アクティブ度は全体的に上がっている。さらに細かく見ると、ハイフリークエントトレーダー（高頻度取引者）は1日平均51.7回も取引していて、たまにしか参加しない一般ユーザーとはまったく違う動きだ。

デリバティブ市場では、資金はテスラ（TSLA）、Meta（META）、MicroStrategy（MSTR）といったテック大手に集中している。結局のところ、トークン化米国株のこの分野では、資金はやはり知名度の高いブルーチップテック資産を選んでいるということだ。