中東でまた大きな動きがありました。アラブ首長国連邦（UAE）に「Ruya」というイスラム銀行があり、最近自社のアプリでビットコイン取引機能を直接導入しました。顧客はスマホを開くだけでBTCの売買ができるようになりました。この取り組みは、現地でライセンスを持つデジタル資産サービスプロバイダー「Fuze」と提携して行われており、イスラム銀行システムの中では初の事例となります。

実際、UAEはこの2年間、暗号資産分野でかなり積極的に動いています。ある機関の統計によると、昨年7月から今年6月までの12か月間でUAEに流入した暗号資金は300億米ドルを超え、前年よりも大幅に増加しています。今では伝統的な銀行までもがデジタル資産を積極的に受け入れ始めており、中東市場での暗号資産に対する受容スピードが本当に加速していることがうかがえます。