最近、市場でショート（空売り）の声がますます大きくなり、「ブルマーケット（強気相場）の終わりだ」と言う人まで出てきました。正直言って、ブルマーケットの終わりを叫んでいるのは、ほとんどが高値で掴んだロング（買い方）たちです——その心理はよく分かります。

でも、2回のブル・ベアサイクル（強気・弱気相場）を経験した古参プレイヤーとして、私の判断は少し違います。今回は機関投資家主導のブルマーケットで、2021年のような野蛮な成長の狂騒はありませんが、本当の暴力的な上げはまだ来ていない気がしています。だって、富を生み出す効果がなければ、どうやって外部資金を呼び込むのでしょうか？

歴史的なパターンを見ると、毎回のブルマーケットでBTCは少なくとも5倍は上昇しています。もし16Kから計算すると、今の11万付近でもう8倍です——一見、理にかなっているように思えます。でもETHを忘れないでください。

ETHは今に至るまで21年の史上最高値を突破していませんし、他にもトップ10の主要コインで同じように出遅れているものが少なくありません。こうした老舗プロジェクトは人気もあり、機関投資家も入っていて、ストーリー性もあるのに、なぜこんなにパフォーマンスが悪いのでしょうか？私は資金の配分に問題があったのではと考えています：初期はSOLエコシステムの草コインに資金が集中し、流動性が極端に吸い上げられてしまった。その後は全部BTCに流れ、他のコインが全面的な上昇相場に乗れなかったのです。

さらに重要なポイントを言うと、仕手（大口）はポジションを作るのに時間がかかります。BTCや一部の主要コインは、きっと安値でかなりの枚数を仕込んでいるはずです。そうでなければ、どんなに売り崩されても80Kを守れるわけがありません。マイナー（採掘者）が一番よく分かっていて、彼らのコストは3万～4万ドルのレンジです。本当に恐怖を感じていたら、とっくに売り崩しに協力したり、ショートでヘッジしているはずです。

だから私の見解はこうです：大胆にロングで攻めるべき。年明け後には、昨年10月のような相場がまた見られるかもしれません——あの時も7万ドルでみんなが弱気でしたが、結果はどうなったでしょう？マーケットは結局、「一夜で大金持ちになる」神話で動いているのです。米株バブルもずっと崩壊すると言われてきましたが、バフェットさえ振り落とされても株式市場は依然として堅調です。

もちろん、次にBTCが激しく上がるときに乗り遅れても後悔しないでください。この市場はテクニカル分析だけでなく、多少のギャンブル性も必要です。