正直に言うと、今のチャートを見ていると、むしろ思い切り深く下落してほしいとすら思う。

なぜそう思うのか？理由は簡単だ――本当のサポートトレンドライン付近まで下がれば、安心して買いに入れるからだ。たとえその後、含み損になっても、少なくとも気持ちは落ち着く。一番怖いのは、こういう中途半端な位置や反発の高値で追いかけて入ること。あの感覚はまるで火山口に座っているようで、一度下がり始めたら一気に滝のように下げて、メンタルが一瞬で崩壊する。

日足レベルでは、弱含みのシグナルがかなりはっきりしてきた。陰線が続き、ボラティリティが拡大し、さらに致命的なのはEMA7が下に抜けてEMA30をデッドクロスしたこと。これは短期下落が確定し、ベア派が主導権を握りつつあるサインだ。

4時間足に切り替えると、「レンジを保ちながら下落」というパターンがはっきり描かれている。高値も安値も段階的に切り下げており、移動平均線のデッドクロスが価格をしっかり抑え込んでいる。ただし、4時間足のRSIはすでに売られ過ぎ水準に近づいているので、いつ短期的な反発が出てきてもおかしくない点には注意したい。

いくつかの重要ポイント：

1. 主トレンドの観点では、日足のデッドクロスが確定し、方向性は下目線。これが現在のトレードの基本方針。

2. エントリータイミングとしては、今後は4時間足でどこかで下げ止まり、しっかりとした反発を作れるかどうかを注視したい。この反発の強さが、今後さらに下げるのか、それともレンジに入るのかを左右する。

3. 具体的な戦略としては、日足が弱気トレンドの時は、反発でレジスタンスを狙ってショートするのが順張りの戦い方。逆張りで拾うなら、次の2つの条件を同時に満たす必要がある：価格がしっかり下がり、信頼できるサポートゾーンに到達すること、そして4時間足で明確な下げ止まり・反転シグナル（ダイバージェンスや強い陽線包み足など）が出現すること。

トレンドが下向きの時は、焦って底を拾いにいかないこと。反発が弱まってからショートで追随するか、しっかり下げ切って明確なシグナルが出るのを辛抱強く待つのが良い。

12.9 ビットコイン取引参考：

1、90999-90399ショート、損切りは91999上、ターゲットは88999-87999、さらに86499付近まで継続

2、86488-87588ロング、損切りは85488下、ターゲットは87999-88888

12.9 イーサリアム取引参考：

1、3159-3119ショート、損切りは3199上、ターゲットは3009-2969

2、2959-2999ロング、損切りは2909下、ターゲットは3069-3109