多くの人を見てきたが、熊市で半値になって死ぬのではなく、牛市で含み益が数十万円になった時に倒れる人が多い。

身近な話をしよう。22年末に友人が10万円で$BTCを底値買いし、コストは17,000ドルだった。24年3月のピーク時にはコイン価格が73,000ドルまで急騰し、彼の口座は一気に43万円になった——帳簿上の利益は3倍以上になった。

その時、私は彼に「少なくとも一部は利確した方がいい」と忠告した。だが彼は10万ドルだけに目が行き、「まだまだこれからだ、大きな利益を待つ」と言ってポジションは全く動かさなかった。

その後の展開はよくあるパターンだ。8月に市場が調整し、BTCは49,000ドルまで下落、口座は29万円に縮小。含み益が半減し、彼は慌て始めるが、口では「絶対に戻る」と強がっていた。結果、11月には本当に価格が戻り、コインは10万ドルを突破し、口座は59万円に到達。今度はさらに浮かれて「見ただろ！上がるって言ったじゃん！今度は15万ドルまで待つ！」と豪語。

さて、今はどうなったか？価格は91,000ドル付近に下落し、口座は再び53万円に。彼は私のところに来て「牛市をちゃんと予想できたのに、なぜ結局儲かってないの？」と聞いてきた。

問題はとても明確——全力投資のギャンブル思考で、全くポジション管理の概念がないことだ。個人投資家は「どれだけ買えるか」を考えがちだが、本当に上手い人は「どれだけ残すべきか」から計算する。機関投資家を見てみろ、口では全力投資と言いながら、実際はリスク対応のために少なくとも30%は現金で残している。個人投資家はと言えば、レバレッジをかけて全力投資したがる。

その後、私は自分の「命を守る三つの奥義」を彼に教え、今日ここでもシェアする：

**底値でのポジション構築法——333ルール。** 資金を三分割し、毎回3分の1ずつ投入する。私も当時底値買いはこうした：15万円の資金で、17,000ドルで5万円、16,200ドルまで下がったらさらに5万円、17,500ドルで反発した時に最後の5万円。平均コストは16,900ドルで、一括投資より遥かに安全。

**ポジションの構成——721構造。** 70%を長期保有のメインポジション、20%をスイングトレードでコスト削減に活用、残り10%は予備資金——この10%を侮るな。暴落時に他人が損切りしている間に、あなたは底値を拾える。

**利確のタイミング——251ルール。** 2倍になったらまず20%を売って元本回収、5倍で半分利確、10倍で全て売却して着実に利益を確定。最後の一口まで欲張るな、手元に残った利益こそが本物。

「元本がたった1万円なのに分ける必要ある？」と聞く人もいるが、むしろ分けるべき！小さい元本は失敗を許されない。既に全力投資しているなら、T字トレードで少しずつ調整しよう：10〜15%上がったら20%売却、下がったら買い戻して、徐々に721構造に移行する。

これらの方法は言うほど難しくはないが、本当に難しいのは人間の「欲」と戦うこと。覚えておけ——「まず生き残ることが、大金を稼ぐ資格だ」。$LUNA市場にチャンスが尽きることはない、尽きるのは弾薬を持つ者だけだ。