イーサリアムはつい先ほどFusakaハードフォークを完了しました――これは予告ではなく、まさに今進行中の出来事です。メインネットのブロック13,164,544はすでに通過し、アップグレードが正式に有効化されました。

今回の変更はどれほど強力なのでしょうか？三つの方面で直接フル加速です：

まずはLayer2の手数料について。PeerDAS技術(EIP-7594)により、各ノードは1/8のデータだけを保存すればよくなり、全体の容量は8倍以上に拡大しました。どういうことかと言うと、Arbitrum、Base、OptimismなどのL2ネットワークでは、今夜から取引手数料が40～60%も下がるということです。これからはオンチェーンでコインを交換しても数円で済み、もはや夢物語ではありません。

次にメインネットの性能です。ブロックのGas上限が従来の36M/45Mから一気に60M(EIP-7935)に引き上げられ、1件あたりの最大取引で使用できるガス量も16.78M(EIP-7825)になりました。ピーク時に何分も確認を待つ時代？それはもう過去の話です。

そして最も注目すべきはウォレット体験です。EIP-7951はパスキーとsecp256r1曲線のサポートを実現――つまり、今後はウォレットを開くときに顔認証や指紋認証ができ、スマホのロック解除と同じくらいスムーズになるということです。MetaMaskやRainbowもすでに対応を準備中で、お母さんでもDeFiが問題なく使える時代が来ます。

シードフレーズなんてもう歴史博物館行きです。

一言でまとめるなら：Fusakaはイーサリアムをギークの実験場から、一般人でも使える金融インフラへとアップグレードしました。L2手数料は今夜から急落、明日には「顔でETH送った！」とSNSで自慢する人が出てくるかもしれません。